2018-04-04 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
これは、小倉—博多間で異音があり、においもして、福岡トンネルというところですか、そこで一回緊急停車をしたわけです。点検したんだけれども、よく原因がわからないで、そのまま運行して終点の博多駅まで行っている。終点に着いたところで調べていったら、ギアが破損をしていたということがわかったわけです。ギアが破損をしていて、部品が何か落ちているということもわかった。
これは、小倉—博多間で異音があり、においもして、福岡トンネルというところですか、そこで一回緊急停車をしたわけです。点検したんだけれども、よく原因がわからないで、そのまま運行して終点の博多駅まで行っている。終点に着いたところで調べていったら、ギアが破損をしていたということがわかったわけです。ギアが破損をしていて、部品が何か落ちているということもわかった。
○石川政府参考人 新幹線の土木構造物に関します主な事故でございますが、先生御指摘のとおり、平成十一年六月に山陽新幹線福岡トンネル内でコンクリートの剥落事故がございました。また、十一年十月には、同じ山陽新幹線の北九州トンネル内で同じようにコンクリートの剥落事故がございました。
また、長崎県では長崎空港、長崎中央郵便局、長崎ケーブルテレビジョン、佐世保リサーチセンターを、福岡県では博多港、天神共同集配所、福岡航空交通管制部、山陽新幹線福岡トンネルコンクリート剥落事故現場、NHK福岡放送局、福岡空港等を視察いたしました。 以下、主要事項について順次御報告いたします。
今回のこの参考人招致ということにつきましては、六月二十七日の山陽新幹線福岡トンネル、これのコンクリート剥落事故がございまして、その原因究明、現場視察、国会での審議等々がございました。しかし、この後に相次ぐ剥落事故が続きまして、一体安全宣言はどうなっておるのか、まさにその信頼性が国民に問われておるわけです。
今まで福岡トンネルでコンクリートの塊が落ちたり、さらには北九州トンネルでコンクリートの塊が落ちている、こういうことがあるたびにさまざまな総点検をやってきたわけです。ところが、にもかかわらずコンクリートが落ちるわけですから、今までの目視中心の点検を根本的に見直すことが私は必要だと思うんですが、この点で魚本参考人の御意見を伺いたいと思います。
私ども運輸委員会は、福岡トンネル、北九州トンネルと事故がありまして、現場に視察に参りました。専門家がそうそろっておるわけではございませんが、現状を見、そしてまた作業の現場を見、その都度委員会を開いて適切な対応を求め、提言もしてきたわけであります。 福岡トンネルがあって、北九州トンネルのときはまたか、こういう感じだったんですね。
さきの山陽新幹線福岡トンネルのコンクリート剥落事故後、運輸省では、JR北海道を含む全鉄道事業者に対し、鉄道トンネルの安全点検を行うよう指示しましたが、これを受けて、JR北海道では、運輸省の指示に基づくトンネルの安全点検を行うとともに、その後津軽海峡線第二今別トンネルにおいてコンクリート片の剥落事故があったことから、改めてトンネルの総点検を行っていたところであります。
すなわち、前回の福岡トンネル剥落のときも、同じように私ども剥落現場に参り、コールドジョイント部を視察し、深夜早暁、いろいろなことを見てまいりました。そして、その後に、いわゆるという言葉を使いますが、いわゆる安全宣言が出され、向こう十年間は大丈夫であるというようなことを聞き、私どもが視察をしたことも有意義であったというふうに思ったところでございました。にもかかわらず同じような事故が起きた。
○安富政府参考人 それぞれ、六月、それから十月の福岡、北九州トンネルにつきましては、当初の福岡トンネルの場合、翌日でございましたけれども、当方に連絡がございました。直ちに、大臣等も含めまして御指示を仰ぎまして、我々としても、JR西日本に対しまして原因究明と再発防止対策について指示したところでございます。
海砂につきましては、福岡トンネルの場合でございますけれども、塩分のイオン濃度が非常に低いということ、それから、貝殻などは入っていなかったということから、福岡トンネルの方は使われていなかったであろうというふうに考えております。ただ、北九州につきましては、貝殻の混入が見られますので、これは海砂を使用したろうというふうに見ております。
しかし、残念ながら、それにもかかわらず山陽新幹線等におきまして、さきの福岡トンネルのコンクリート片剥落事故に続きまして、今回の北九州トンネルのコンクリート片の剥落事故等が発生したことは、まことに遺憾に思っておる次第であります。
こうした中で、もう当委員会でもこの問題は出たというように思いますが、JR西日本の山陽新幹線においての福岡トンネルのコンクリート剥落事故、また、北九州トンネルのコンクリート剥落事故と続いて発生した事故は、非常に残念なことであります。
道路におけるコンクリート落下、剥落が多発しておりますけれども、これは先般、六月二十七日の新幹線福岡トンネル、コールドジョイント事故のときにお聞きをしたときに、この剥落等については、国道では二件しかないということのお答えをいただいておりました。
ことし六月二十七日、山陽新幹線福岡トンネルでのコンクリート剥落を初め、平成八年以降、高架橋からのコンクリート片落下事故等が山陽区間だけでも四十九件発生しております。幸い、これまでは大惨事を免れておりますが、再発防止は焦眉の急であります。なぜこのような事故が続発するのか。
○説明員(安富正文君) ただいま先生の方から御指摘がありましたように、福岡トンネルの事故、それから北九州トンネルの事故という形で、先生がおっしゃいますように、コンクリートの態様につきましては、事故原因については若干異なりますけれども、二回続けて同じような事故が起きたということで我々としても非常に問題であると。
あの福岡トンネル以降だけでもそれだけの落下事故があるわけです。 今、JR西日本は集中的にやっておりますけれども、ではほかについてはどういう対応をとられているんでしょうか。
先日の福岡トンネルの事故についても、鉄道総研の報告というか原因推定についてというのがありますけれども、よく海砂云々という話があります。ほかの部分についてはそういう部分もあるんだと思いますけれども、今回は塩分については少量であり、内因としては考えられないと。この福岡トンネルの事故については海砂というのも余り関係ないということです。では何が原因なのか、よくわからないという結論なんです。
御指摘ございました六月の福岡トンネルのコールドジョイントにかかわる剥落事故に関しましては、従来の保守管理の想定外であったということもございまして、直ちにL形鋼等の補強工事によりまして再発を防止したわけでございますが、それ以外の部分について日常の点検できちんと管理をしていくべき事柄だということで考えて取り組んでまいりましたけれども、今お話がございましたように、今度は打ち込み口のところで剥落が生じたということで
○説明員(安富正文君) 先生おっしゃいますように、今回、山陽新幹線の福岡トンネルのコールドジョイント、今度は打ち込み口の剥落というような形で、ほかにいろいろあるんじゃないかという疑惑を国民の皆様に抱かせるようなことになったことについて、我々としても非常に問題だと思っております。
長さ三・五メートル、重さ二百三十キロのコンクリートの塊が五個に割れて落ち、六月の福岡トンネル事故よりも大きな塊であるということであります。たまたま新幹線が走行していない時間帯に落下したものと思われますけれども、もし通常の運転時であったなら大惨事となった可能性もあります。しかも、わずか三カ月前に福岡トンネルもコンクリート落下事故を起こしたばかりであります。
○石破委員長 去る七月二十六日及び二十七日の両日、山陽新幹線福岡トンネルコンクリート剥落事故の実情調査のため、福岡県に委員派遣を行いました。 この際、派遣委員から報告を聴取いたします。久野統一郎君。
次に、山陽新幹線福岡トンネルコンクリート剥落事故等及び全日空六一便ハイジャック事件について政府より説明を求めます。川崎運輸大臣。
○櫻井参考人 今回の福岡トンネルの事故にかんがみまして、早速福岡トンネルの関連について当時の状況を調査したわけでございます。一つは工事費がございますが、この工事費につきましては、工法等の全体の概要はわかりますが、細部はなかなかわからないという状況ですし、また、当時の担当いたしました会社に対しても聞き取り調査をいたしましたが、全体的には詳細はなかなかわからないという感じでございました。
ちょっとこれに関連して、六月二十七日に、山陽新幹線福岡トンネルで内壁が崩落する大惨事につながりかねない事故があったわけでございます。
次に、六月二十七日九時二十四分の山陽新幹線福岡トンネル内におけるコンクリート剥落事故と国道関連トンネル、さらに山陽新幹線高架橋コンクリート片落下事故と高速道路における現状についてお伺いをしたいと思います。 時間が迫りましたので細かいことは言えないのですけれども、私は、七月八日に現地トンネルの中に入りまして、真夜中でありましたけれども、調査をしてきた一人です。
それからもう一つ、今回の山陽新幹線の福岡トンネルのコンクリート剥落事故につきましては、いわゆるコンクリート部分にコールドジョイント部というのがございまして、このコールドジョイント部の下部にまた新たな不連続面が生じまして、そこの部分が何らかの原因で剥落して今回の事故に至った、こういうことでございまして、若干その発生過程において違いがございます。
○渕上貞雄君 次に、山陽新幹線福岡トンネルコンクリート剥落事故について質問いたします。
山陽新幹線福岡トンネルコンクリート剥落事故に関する件及び全日空六一便ハイジャック事件に関する件について、政府から報告を聴取いたします。川崎運輸大臣。
福岡トンネルは、トンネルを六百三十五ブロックに分けてそれぞれ判定されている。これは、最も危険なAAというものから最も安全なSというものまで六段階に分かれているというふうに聞いております。 この健全度判定区分で、福岡トンネルには危険とされるA2、A1、AAというのは何ブロックございましたか。
山陽新幹線福岡トンネルコンクリート剥落事故の実情調査のため、来る七月二十六日月曜日及び二十七日火曜日の両日、福岡県に委員を派遣いたしたいと存じます。 つきましては、議長に対し、委員派遣の承認を申請いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
六月二十七日の九時二十四分ごろ、お話のように、山陽新幹線の福岡トンネル内におきまして、内壁の一部が走行中の列車上に落下したことによりまして、車両の屋根、パンタグラフ等を損傷したと考えられる事故が発生しております。 運輸省といたしましては、次の二十八日に九州運輸局からJR西日本に対しまして、事故原因の究明及び再発防止対策を講ずる旨の文書を発出しております。
初めに、六月二十七日に山陽新幹線の福岡トンネル内で発生したコンクリート剥落事故の問題について質問をいたします。 トンネル側壁から崩落した重さ二百キロのコンクリートの塊が、時速二百キロの列車に衝突をいたしました。
最初に、去る六月の二十七日に発生しました山陽新幹線の福岡トンネルの剥落事故についてお伺いをさせていただきます。 高速大量輸送の大動脈と言ってもいいと思います新幹線におきましてこのような事故が発生したということは、安全上非常に重大な問題ではないかなというふうに思います。事故の後、すぐに大臣から各方面に指示があったというふうに聞いております。
そこで水の問題につきましては、いまから先考えられることは、若宮の問題、福岡トンネルの問題を取り上げてみますと、この前の質問のときも申し上げたわけですが、福岡県があそこに二億五千万円を投じて多目的ダムをつくるという計画があるわけでございますが、この前の質問の中ではこれは現在予定をされている年月よりも延ばさざるを得ないであろうというような意味のお答えがあったわけでございます。
ただこれは限度がございまして、福岡トンネルの場合にもできるだけのボーリングをやっておりますし、また弾性波調査もやっておりまして、そういう地質的な面の調査並びにトンネルのいわゆる力学的な面の調査等につきましても十分やっておると——十分やっておるという意味は、普通、他のトンネルでやっている程度の調査は十分やっていると、したがって、そういう意味では土質の状態等については把握できているわけでございます。
そこで、この問題を提起するときに、その代表的な福岡トンネルを例に挙げてもう一遍見直してみたいと、こういうふうに考えておるわけでございますが、私はそういった意味で、この福岡トンネルを掘るときの事前調査が完璧でなかったんではないかということを特に指摘をしたいわけでございます。と申しますのは、なぜ毎分最高二十二・五トンの水が湧出をしたかというその主な原因として、一つは地質的な問題があったと思います。
○桑名義治君 山陽、東北、上越新幹線のそれぞれの具体的ないわゆる内容についてきょうはお聞きしたかったわけですが、時間がなくなりましたので、山陽新幹線の福岡トンネル、これは一級河川の遠賀川の源流になる犬鳴川がございますが、この川の上流に福岡県が総工費約四十億円で犬鳴ダムをつくる予定があったわけですが、その下で新幹線の工事が始まったために、流れている川にほとんど渇水状態が起こったという事柄があったわけでございますが
○説明員(内田隆滋君) 実際問題として、たとえば福岡トンネルのような場合に、いまは応急措置のものを次第に恒久措置に変えるべく工事をやっておるわけでございまして、国鉄といたしましては、これは生活の問題でございまして、誠意を持って住民の皆さんが納得のいくようにやってまいりたいと思いますし、必ずやるということを確約いたします。
○桑名義治君 この福岡トンネルの犬鳴峠の土質というものは特殊な土質であり、非常に大きな断層がある、こういうことが調査で明らかになっておった時点でこういう工事を強行したというところに問題がなかったですか。
○大橋(敏)分科員 新幹線がいよいよ博多まで乗り入れられて、三月の十日開業ということで待たれているわけでございますが、私はきょうは、その新幹線の福岡トンネルに関係いたします深刻な事態の問題について、国鉄当局の見解をただしたいと思います。今後のために一応経過から説明しつつ問題点を指摘し、そして誠意ある答弁を求めたいと考えるものであります。